住宅ローンと車のローンは債務整理できない

債務整理の際に気になるのが住宅ローンと車のローンですが、実は、住宅ローンと車のローンというのは、債務整理ができません。なぜ債務整理ができないのかについてご紹介します。

 

○債務整理は、住宅ローン以外の借金の減額が目的!

 

債務整理というのは、消費者金融等から借り入れた借金の減額が目的の場合が多いです。この場合は、違法な利息を支払っていたりするので、借金の減額が望めます。ところが、住宅ローンの場合は、銀行などの厳しい審査を通過して、お金を借りているので、まず、借金の減額はできません。住宅ローンは、この人なら返済が可能であろう、という審査基準を家族構成や勤務先の給料などいくつかの審査項目があります。返済能力がないと判断した時点で、銀行から住宅ローンを借りることはできません。さらに、違法な金利で貸していることはないので、交渉したところで、減額することができません。したがって、債務整理の目的は、住宅ローン以外の借金を減額するために行うものという風に認識しましょう。

 

○車のローンも債務整理できないので注意!

 

車のローンもまた、債務整理できません。というのも、自動車ローンが理由で返済が苦しくなり、債務整理したいと思う方がいるかもしれません。しかし、実は自動車ローンは債務整理できません。その理由は、自動車ローンには「所有権留保」といって、すべての支払いが終わるまで自動車の所有権は契約者に変更されないことになっているからです。この所有権留保は、自動車ローンであればほとんどの場合で設定されています。
無理に自動車ローンを任意整理の対象とした場合、ローン会社側は所有権留保に従い、車を引き上げます。
したがって車のローンは、完済するまでは所有権自体がローン会社側にありますので、債務整理するのは無理です。

 

○住宅ローンと車のローンは、任意整理から外せる!

 

任意整理は、自由度が高いため、基本的には住宅ローンと車のローン外せます。それ以外の借金について任意整理を行い、借金総額を軽くすることで、住宅ローンや車のローンをしっかりと支払うことができるのです。
かなり複雑でわかりにくいので、弁護士や司法書士の専門家に相談して任せるのが一番おすすめです。